初の即について

2月の初め、ナンパを始めてから初の即を達成した。出会って2時間でベッドイン。忘れないうちに当時の体験について書いておこう。

出会い、30秒で連れ出し

土曜日の深夜の渋谷。そろそろ初の即を達成したいと思い、自分を追い詰めるためにも、終電間際に渋谷へ移動した。

まだエンジンがかかっていなかったけど、2声かけ目でいきなり高反応!スクランブル交差点で信号待ちをしている、ふんわりした子。深夜の渋谷に似合わない、なにかズレてる印象を受けた。交差点を渡ったところで、立ち止まってトーク。終電で帰る予定だったようだけど、話しかけてから30秒くらいで飲み打診したら、あっさりオーケー。あれ(笑)?

居酒屋からホテル

センター街の安そうな居酒屋に入り、カウンターで1時間半くらい話す。彼女は彼氏と一緒に暮らしていたけど、ソクバッキーだととか熟年夫婦みたいな感じでつまらないとか愚痴を聞く。音楽の趣味はそこそこ共通点があったので共感トーク。仕事を長期で休んでいて、かなりのメンヘラだと気づく。これは深く聞かないほうがいいと思って突っ込まなかったけど、あれは解放トークにつなげるべきだった。

「終電ないし、どこかで休もう」みたいな感じで、飲んだ後は手をつないでラブホへ。当然のようにノーグダだった。あまりにもトントン拍子で進み、萎える。追いうちをかけるように、ベッドインしたらマグロ。反応は薄いし、つまらないセックスだったorz

初の即を達成して

声かけからセックスまでほぼワンステップでイケるんだなと実感。ナンパ用語でいう「ギラ」「グダ崩し」を発動せずに、セックスしてしまった感はあるけど、上手くいく時はギラもグダ崩しも必要ないということか。

でも「上手くいった」のはなぜかと考えれば、これは単純に女の子が寂しかっただけで、そこに俺がつけこんだだけでしょう。ナンパ師の必要性は全くなく、誰でもできたセックスだった。今回で即系メンヘラの雰囲気を味わえたので、今後は同じ地雷を踏まないようにしたい。やっぱりナンパ師だからこそできる、試行錯誤の末の即がしたいよね。

『催眠術ワークショップ』に参加して

数日前、高石さんの『催眠術ワークショップ』に参加してきた。参加した理由はナンパに生かせるコミュニケーション技術を身につけるため。具体的にいうと、相手の自分に対する印象を変え、相手の意識をコントロールする技術を学びたかったからである。またこのUstを見て、高石さん本人にも興味があった。

実際にお会いしてみると、自然で、無駄がなく、水のような雰囲気を持った方だった。ナンパをしていると、「街でこいつナンパ師だな」と思う時はあるけど、自分が街で高石さんとすれ違っても、絶対に高石さんをナンパ師だと思わないだろう。それくらい街の雰囲気に溶け込めそうなオーラを持っていた。

ワークショップでは、ナンパに生かせる技術というより、ナンパに対する心構えを学んだといったほうがいい。例えば、自分自身の内面の変化に敏感になること。自分を外部からのメッセージを受け取りやすい状態に持っていくことによって、自然と相手が見えてくるなど。

ワークショップ参加前/後の変化

参加前はキャラを演じて、女の子に声かけしていた。関西弁を混ぜて話しタメ口で。かなり上から目線。第一声は大体「帰るん?」で、ほぼお決まりのトーク若い女の子にしか通じないよなーと思っていたので、自分より明らかに年下の女の子にしか声かけできなかった。

参加後は素の自分で、女の子に声かけしている。関西弁は止めて、普通に敬語。対等な目線。第一声は「すいません」で、後は流れにまかせて。素直に「かわいい」やら「きれいだね」と伝えている。話しかける人はさまざま。

ナンパを始めてから、チャラいキャラを演じてきたけど、ワークショップ後は素の自分でナンパしている。このスタイルのほうが疲れないし、無理に頑張らなくなった。自分の身構えには大きな変化があったけど、現時点では女の子の反応に違いが感じられない。最近、渋谷がメインになってきたので、基本は冷たい反応ということもあるけど。あと問題がひとつ。紳士で潔くなったけど、弱気で粘りがなくなった。この辺はもう少しうまくチューニングする必要があるのかもしれない。